改正物流化法

【2026年4月から】「改正物流効率化法」とは?自動車業界に影響は!?

みなさんこんにちは。イージーの長利です。

年度末の締めや情勢の影響で慌ただしい状況が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

忙しい日々だからこそ、ふと足を止めて、残り桜を眺めながらお花見などでリフレッシュするのも良いかもしれませんね!

さて、「まさに今が話題」2026年4月からはじまる【改正物流効率化法】について「法律」×「自動車物流」という視点で皆様と一緒にチェックしてみたいと思います。

今回のブログでは
「2026年4月から業界や現場がどのように変化していくのか?」・・

ここに絞って、わかりやすく整理していきたいと思います!

物流は「お願いベース」から「管理されるもの」に

たとえば現場で起こっている事として・・・

・朝イチに引取、納車が集中する
・受付で長時間待つ
・入金待ち空振り現地キャンセル
・車を探す時間が凄くかかる。見つからない。
・車両情報が揃っていない、違う
・よくわからないものは陸送会社やドライバー任せ
・やっといて系の発注

こんな事ありませんか!?

また、荷主の陸送担当者様は、陸送発注はしているけど、「え!?そんな事あったの!?」という方ももしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか?

自動車陸送の現場では、記録に残らない電話発注など・・・まだまだアナログなやり取りや非効率な業務も多く残っています。

・デジタルにしたところで効率が上がるの?
・そんなの考えてる暇があるなら今目の前の車を運べば良い!
・よくわからないし今のままで良い。

という声も実際はあるかもしれません。

ただ、これが

「仕方ない」では済まなくなるのが2026年4月です。

変わるポイント①:一定規模以上は「対象企業」に

2026年4月からは、

一定規模以上の企業は「特定事業者」として扱われます。

ざっくりした目安ですが、

・ 荷主:年間 約9万トン以上
・ 陸送会社:150台以上保有

この規模に該当すると、

・ 届出
・ 計画作成
・ 毎年の報告

が必要になります。(※法令で定められた基準(目安)に基づきます)

つまり取り扱いが多い企業は自社の貨物がどのように動いているか?
・データを残し
・実態把握し
・そのデータを活用して分析
・どう改善していくのか?

ということが求められます。

これは、取り扱いが大きい企業にひっぱられて元請け、下請けすべての方が協力して物流の内容を明確化していく必要があるという事になります。

変わるポイント②:「改善しているか」が見られる時代へ

ここが一番大きなポイントかなと思うのですが、

これからは、

やっている「つもり」ではなく、やっている「事実」が求められます

(※物流改善そのものは努力義務ですが、一定規模以上の事業者には取組状況の報告が義務付けられるので)

例えば:

・ 荷待ち時間を減らしているか
・ 無駄な待機が発生していないか
・ 積載効率を上げているか

これらを

データとして説明できるかどうか

が重要になります。

変わるポイント③:物流は「現場の問題」ではなくなる

一定規模以上の荷主(特定荷主)には【物流統括管理者(CLO)】の設置が求められます。

つまり、

・ 現場任せの物流
・ 担当者任せの運用

ではなく、

経営として物流を管理する必要が出てくる。

ということです。

変わるポイント④:対応しないとリスクになる

改善が進まない場合、

1、指導
2、勧告
3、公表
4、命令
5、罰則

といった対象になる可能性があります。
(※いきなり罰則ではなく、上記の様に段階的に対応が求められます)

「知らなかった」や、物流企業が教えてくれなかった
は通用しなくなります。

自動車流通の現場では何が変わる?

ここからが重要ポイントでこの法律はかなり現場に直撃すると思われます。

例えば…

【今まで】

・朝イチに搬出が集中
・ヤードで渋滞
・書類待ち・鍵待ち
・受付がパンク
・車どこ!?

【これから】

「その状態、改善してくださいね♡」と政府などから言われる世界になります。

業界にとっては変わるチャンスでもある!

これまで、

・待つのが当たり前
・非効率でも仕方ない
・何かするならコストは誰が持つの!?

という構造がありました。

しかし今後は、

【荷主側】にも改善責任が発生しますし「着荷主」にもメスが入ります

ということは、

・輸送内容、サービスレベルを記録している
・荷待ち時間を記録している
・稼働状況を把握している

など現状を理論的に把握できる物流会社様は、荷主様と対等に話ができるようになる可能性があるという事だと思います。

アナログからデジタル、DX、プラットフォーム化へ

陸送業界もそうですが、物流業界全体としては

・ DX化
・ データ管理
・ 業務効率化

といった動きを進める企業も出始めてきています。
この流れが法律として後押しされる形になってくるのではないでしょうか。

当社イージーも皆様のお手伝いができればと考えており、

今行っている事や内容(サービス・対価)を記録保存 → デジタル化へ

蓄積できてきた統一されたデータで改善へ → DX化へ

状況を共有して企業、業界を越えて連携→プラットフォームへ(当社イージーの目指す世界)

このような事を考えています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?【2026年4月から】「改正物流効率化法」とは?自動車業界に影響は!?ということで記事を記載しました。

今回のポイントを整理すると、

・ 物流は「努力」から「取組状況が求められる時代」へ
・ 一定規模以上は義務対応が必要
・ 現場の非効率は見逃されなくなる

です。

「なんとなくヤバそう」から「どう動くべきか」へ。

ただ、これらが改善されれば回りまわって、荷主側も早期商品化ができたり、成約済みの車をお客様に対して早く車を届ける事ができ、CS向上と共に資金回転も速くなる可能性を秘めているのではと思っています。

「今この流れだからできる事」を皆様と一緒に踏み出していければ嬉しいです!

次はもう少し1つ1つ深堀していきたいと思いますのでご興味のある方は是非今後もご一読下さいね!

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