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北アフリカ・欧州向け中古車輸出に混乱の恐れ・ヤード逼迫も

2023年12月21日

こんにちは。イージー事務局です。

ニュース等で既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、イエメン親イラン武装組織フーシ派による商業船への攻撃を受け、スエズ運河を通る北アフリカ・ヨーロッパへの輸出における外航船が相次いで運送キャンセルとなり始めているようです。

上記向け地を取り扱っている中古車輸出のコンテナバンニングヤードや乙仲ヤードは車両輸出ができないためヤード逼迫する可能性があるとの事。
陸送においても今後、搬入規制や混乱が予想されるとの事です。

混乱が予想される仕向け地

日本からの中古車輸出の仕向け地の例としては
・イギリス
・イングランド
・ドイツ
・キプロス
などが代表例かと思います。

上記の輸出を取り扱っている荷主・輸送業者様は是非一度ご確認を頂いたほうが良いかと思います。

今後想定される事

・輸出ヤード搬入規制
・年越しでの車両保管
・乙仲ヤードから搬出しオークションへの再出品

その他の回避策

スエズ運河を通らない南アフリカ経由での北上航路にて配船を行う可能性もありますが、すぐには対応ができない事や、船賃の高騰・上昇、納期の遅れが発生する可能性があるとのことです。

中古車輸出を取り扱っている陸送業者様も国際情勢によって輸送オペレーションが左右されるかと思います。
年末にかけて大変な時期かと思いますが、車両の売買から陸送、荷受け地点の状況など企業、業種を越え、こまめに情報を共有しリスクを回避できれば良いかと思います。

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