車のナンバー変更って必要？転勤・引越時の自動車名義変更について

車の引越しをするときには、住所やナンバーの変更が必要になる事をご存じでしょうか？
この場合、、、

・何が必要なのか？
・用意する書類は？

などとイマイチよくわからない事が多いですよね。

「引っ越し時の忙しい時に、車のナンバー変更なんかしてられない！」

と感じる方も多いと思います。ただ、変更しないと思わぬトラブルに発展する可能性も「0」ではありません。

この記事では、車の引越しで住所やナンバーの変更が必要になるケースや手続きの方法、必要書類などをわかりやすく解説してみます。
車の引越しを考えている方は、是非一緒にチェックしていきましょう。

住所の変更はいつ必要？手続き方法、必要書類は？

車の引越しで住所の変更が必要になるのは、以下の場合です。

①車検証の住所と現住所が異なる場合
②自動車税の納付先が変わる場合

それでは１つづつ確認をしてみましょう。

①車検証の住所と現住所が異なる場合

車検の有効期限内であれば、次回車検時に変更することも可能になりますが、
住所の変更の手続きは、原則引越し後14日以内に実施するようにしましょう。

住所の変更の手続きの方法や必要書類は、以下の通りです。

【車検証の住所変更１】
方法：陸運局または指定整備工場で行う
必要書類：車検証、印鑑、運転免許証、住民票の写し
などが必要になります。
詳しくは整備を担当する整備工場や、引越し先の陸運局へ確認するようにしましょう。

②自動車税の納付先が変わる場合

車検証の住所変更を行わない場合、住んでいる住所に書類が届かなく、最悪の場合、延滞金が発生する可能性もあります。
納付書は車を所有している方に毎年４月上旬に送付され５月末日の期限までに納付しなければなりません。
そのため、自動車税が届く住所を車検証に記載する必要があります。
その方法は以下になります。

【車検証の住所変更2】
方法：納税地の都道府県の税務署で行う
必要書類：車検証、印鑑、納税証明書
住所変更と同じタイミングで、車検証住所変更もしていきましょう。

車のナンバー変更はいつ必要なのか？

車のナンバー変更も忘れがちだと思います。
車の引越しでナンバーの変更が必要になるのは、以下3つの場合です。

異なるナンバー区分に引越す場合

ナンバー区分とは、都道府県ごとに細かく分けられている区分になります。
例えば、東京都内には、東京、品川、世田谷などがあります。
異なるナンバー区分に引越す場合は、ナンバー変更の手続きが必要です。
管轄する運輸支局でナンバー変更が行えます。
必要書類としては、住民票・委任状・車検証・車庫証明書・OCRシート（陸運局窓口で購入）などがあります。
ナンバー変更を忘れると、車検証の住所と住んでいる場所が異なります。
新車時の「リコール通知書」などが、届かなくなり新車の無料修理などができなくなります。

車庫証明の取得が必要な場合

車庫証明とは、車を保管する場所を明示することになります。
一般的には、警察署などで、住所記入→最寄り駅から駐車場までの道などを記載する必要がある書類になります。
ナンバー変更・登録時には、車庫証明書の提示も必要になります。

ナンバープレートの紛失や損傷がある場合

こちらは、ほぼ該当の方はいらっしゃらないとは思いますが、念のため記述しておきます。

ナンバープレートの紛失や損傷がある場合は、再発行の手続きが必要です。
そして盗難の場合は、警察署へ速やかに報告する必要があります。
ナンバーの変更は住まわれている最寄りの陸運局で再発行が可能です。
必要書類としては
申請書（運輸支局などに隣接の用紙販売所で購入）・印鑑
ナンバープレート（盗難・紛失の場合はあらかじめ警察署に届出が必要）
自動車検査証・委任状（本人申請は不要）
理由書（ナンバープレートを紛失、盗難された場合に必要）
自動車税申告書（自動車税事務所で申告）などが必要です。

※こちらは片側だけ盗難されるケースが過去にあったと聞いたことがあります。
盗難だと気づいたときは警察署へ相談しに行きましょう。