③引取前キャンセルのPOINT
・発注後3時間以内はキャンセル料はかかりません
・引取予定日を軸として当日、前日のキャンセル料が発生します
陸送は「配車」という業務があり、積載の場合だいたいの陸送業者は輸送の前日に配車を組みます。
どの様な事をしているかというと、
・車両の大きさ、重さ
・積卸しの場所、順番
・どのようなルートで配送していくか
などに応じて、とても高度な技術で車両の輸送組み合わせを決めています。
現場を見ると本当に難しい配車をこなされていて頭が下がります。
1度配車を組んだ後にキャンセルが入るとまた、1から配車の組みなおしが発生してしまい、すごく時間のロスになってしまいます。
一方、発注者側は「いつ引取され、納車されるのか?」を知りたい所です。これらの予定日が分からないと
納車後の・・・
・車両の検査
・査定
・商品化
・お客様への納品
などの段取りを取る事ができなく、専門業者に委託する場合は業者への業務指示も納車されてからしか進められず商品車両が寝てしまいます。
車両は高額な事が多い為、資金回転を上げる為にも引取、納車予定日を発注者にお伝えする事はとても重要な事です。
これら発注者、受注者それぞれがお互いにスムーズに業務のバトンタッチを進められるようにeeeezy.comでは「輸送前キャンセル」について基本的には引取日を起算して前日、当日にキャンセル料が発生する様に設定をさせて頂いております。
輸送業者様も引取予定日をeeeezy上で記載をお願いします!
④発注内容と現車が違う場合の対応POINT
ドライバーが現地に引取に行くと、あれ?発注内容と違う!?という事が多々あるようです。
特に多いケースは
・ハイルーフだった(ハイエースなどのバンタイプでよくある)
・ルーフキャリアなどがついている
などの「車両の高さが想定と違う」という場合の様です。
こちらの場合、eeeezy.comではどの様な対応になるかというと、
・運べない場合は現地キャンセルとなり、キャンセル料金をお支払い頂く
・高さによる料金追加を行い、輸送を行う(輸送会社ごとに金額は異なります)
この2パターンの対応となります。
eeeezy.comでは予め輸送会社が車高の高さごとの料金を登録しておりますので基本的にはその価格にて輸送を行う流れとなります。
その他、具体的な事例を挙げると・・・
・ローダウンで積載の道板(傾斜)でバンパーなどがぶつかり運べない
・保安基準を満たしていなく道路交通法違反になる
ミラー欠品、警告灯点灯、など
このようなケースがあるようです。
何故このような対応となるのか!?
「想定通りに積載車に積めない」、最悪「積載車に載せられない」「運転できない」という事態は両者にとって大ダメージです。
積載車両:本来搭載できるはずの車両数を減らして輸送(台落ち)
自走 :ドライバーは次の工程に車でいけず、不要なはずの公共交通機関での移動代金が発生する
この様に、現地キャンセルは発注者、受注者両者にとって悲しい結末になってしましまいます。
よって、キャンセルとはならないようになるべく輸送会社に臨機応変な対応を行って頂き満額キャンセルにならないように、発注時の内容と異なってもある程度は輸送会社の判断にてスピーディーに対応させて頂きます。
輸送発注時のあるある
私も中古車輸出業界に20年ほどおりまして、こんな経験をした事があります。
成約伝票に車名のみで伝票を作る
↓
スペックや状態を伝えず陸送の部署に回す
↓
輸送キャンセルになった
↓
なんで運べないんだ!?と文句を言う
など。当時は運べない理由など全く知りませんでしたので、このような対応になってしまいましたが、今となっては運べない理由もわかっておらずの対応で恥ずかしい振る舞いをしていたと深く反省しております(笑)
いずれにしても、輸送会社に輸送発注する際には是非しっかりと情報共有をすると良いと思いますし、発注者が新人の場合で分からない事もあるかと思いますので、本来は発注時に写真や査定表をつけて発注できると最高だと思います。
※eeeezy.comではファイル添付できるので是非対応してみてください
いかがでしたでしょうか
次は⑤輸送現場・⑥クレーム についてお伝えしていきます。