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【中古車陸送あるある】積載車に積めない!自走になるパターン

2023年8月8日

みなさんこんにちはイージーの長利です。

前回「自動車陸送業者様の声」(株)トランスACE 片桐社長という題名でブログ投稿させて頂きましたトランスACE様より情報を頂きました。実際に本日発生した事ですので、「中古車輸送あるある」として課題を皆さんにお伝えしたいと思います。

車幅2m以上は積載できない!

どんなやりとりだったかというと・・・

~写真が送られてきて~

「この車積載に積めない為、自走対応になります」

「料金上がりますが大丈夫ですか?」

「オークションの搬出期限なので今搬出しないと・・・」

「普通なら積めるけど、改造やタイヤが変わっていると積めないですよね」

という一部始終でした。



ここでのポイントは・・・
①積載に積めない
②自走対応で料金が上がる。
③オークション搬出期限を超えるとペナルティー1万円前後発生
④自走対応可能な業者様で良かった
⑤横幅2m以上ある場合は事前にわかると良い

という事です。

中古自動車業界でオートオークションの搬出期限を超えた場合は「搬出ペナルティー料金」が発生します。
今回は金額的に見ると

自走対応 < ペナルティーを支払う

という事で自走で運んだ方が安くなる為、荷主さんからもすぐにOKを頂きました。

この流れは下の画像のようにeeeezy.com上のチャットのやり取りで問題はありませんでしたが、中には理由がわからず、なんとか運んでと言って互いに困ってしまうやりとりもあるようです。
言葉ではわかりづらい説明も写真共有だとすぐに状況がわかりますね。

また、全ての業者様が緊急的に自走で対応できるかはわかりませんし、本日のケースが自走対応できない地方のオークション会場だったらと思うとぞっとしますね。

陸送業者の当たり前は発注者側は当たり前ではない

自動車輸送をされている陸送業者様なら「当たり前」の車幅2メートル問題。
でも、これって自動車輸送を発注する荷主さんは「当たり前」ではなく「知らない」場合が多々あります。
なぜなら、私もこの輸送業界に足を踏み入れる前は「どんな車が積載車に積めないか」についてはお恥ずかしながら輸送現場を知らないので知識がありませんでした。

知らなければ、もちろん荷主様から輸送会社様へ申し送りもせず結果搬出できずに「空振りに終わる」という双方にとって最悪な事が起こってしまいます。

積載車に積めないその他の事例

・車両幅2m以上
・ローダウン車両※
・エアロ付き※
・リフトアップ
・オーバーフェンダー
・特殊な改造
※積載車に積む際の坂にバンパーが当たる為

車両幅2m問題やその他の解決策は!?

本ブログを読んでいただいた荷主様はもう安心!

次回からは「この車は積載車に搭載できないから自走かな?」とすぐに機転をきかせて、自走での発注や輸送会社さんに一報を入れることによりロスがなく、スムーズな輸送が可能になると思います。

ただトランスACE様が仰るには、

・一概に荷主のせいとも限らない
・ノーマルであれば積載可能だが改造してある
・オークションの出品表に記載がない場合もある
・現車を見ない限り分からない場合もある

という課題も同時にお教え頂きました!

今までの陸送業界はどうしても、FAXなどのテキストベースでのやり取りが多く、車両の荷姿を伝える事が弱い現状があると思います。

という事で最後に少しだけeeeezy.comの紹介です!

~eeeezy.comでは~
◆荷主様
オークションの出品表や画像を発注時に添付する事ができます。
なんらかの改造がある場合は、スマホでパシャ!添付でOK!
事前準備に活用可能!

◆輸送業者様
現場でスマホアプリでの撮影や配車管理者様画面で画像を張り付けることにより瞬時に荷主様へ状況を伝えることができます!
現状の写真共有で簡単共有!

是非活用してみてくださいね!

いかがでしたでしたでしょうか?

本ブログでは、今後も少しづつこの様な事例を配信していきたいと思います。
また、お読み頂いた輸送会社の方も是非このような事例を教えて頂けると嬉しいです。

2024年問題で、運べなくなる時代が来ます。1台でもロスなく輸送できる知識と環境を作り業界全体で乗り切っていけたら良いなと思っています。

最後にトランスエース様 情報提供誠にありがとうございました!

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