「引っ越しの挨拶の粗品はどんなものが喜ばれるんだろう」
「いくらぐらいの粗品を買ったらいいのかな?」
このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、引っ越しの挨拶で喜ばれる人気の粗品ランキングベスト10をご紹介いたします。
また、粗品の相場や、避けるべき粗品などもご紹介いたします。引っ越しした際にどんな粗品を近隣の方々に渡したらよいか悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしてみましょう。
挨拶の粗品、どう選ぶ?喜ばれるポイントと注意点
引っ越しの挨拶の時に渡す粗品の選び方や粗品の相場、どんな粗品が好まれるかなどを紹介いたします。近隣の方々によい印象を与えられるよう、しっかり確認するようにしましょう。
粗品の予算は?相場はいくら?
粗品の相場として、1,000円前後の物を購入するようにしましょう。あまり高額なものを購入してしまうと、相手に気をつかわせてしまいます。
また、集合住宅で大家さんや管理人さんがいる場合は、近隣の方より少し高めの、2,000円前後の粗品を渡すようにします。
ネットショッピングや大型スーパーなどで、引っ越しギフトとして販売されているものを選ぶとよいでしょう。
どんなものが喜ばれる?避けるべきものは?
香りがするものや、日持ちしないお菓子などを引っ越しの粗品として渡すのは避けるべきです。また、渡す相手によって粗品を変えるのもやめておきましょう。粗品を選ぶ時間もかかり、相手によっては不要なトラブルにつながる可能性もあります。
マンションの管理人や大家さんなどをのぞき、もらって困らないタオルなどの日用品や賞味期限の長いお菓子など、引っ越しの粗品は全員に同じ物を渡すようにしましょう。
のしやメッセージは必要?
引っ越しの粗品を渡す場合、のしやメッセージはなくても失礼にはあたりませんが、近隣の方々は新しく引っ越しして来た方の名前を知りません。
相手に丁寧な印象を与えることにつながりますので、のしをつけて、ひとことメッセージを添えて粗品を渡すとよいでしょう。
また、粗品にのしをつけることが堅苦しいと思われる方は、リボンをつけたラッピングもおすすめです。近隣にお住まいの方々の年齢層などに合わせて準備するようにしましょう。
おすすめの引っ越し挨拶粗品ランキングベスト10
引っ越しの挨拶にピッタリの、おすすめの粗品ランキングベスト10をご紹介いたします。人気の定番粗品と、個性派の粗品に分けてそれぞれ5選をご紹介いたしますので、引っ越しの粗品を渡す際にはぜひ参考にしてみてください。
人気の定番粗品5選
まずは人気の定番粗品5選をご紹介いたします。
- お菓子(クッキーなど)
- ティッシュペーパー
- トイレットペーパー
- 洗剤
- タオル
お菓子(クッキーなど)
1番の人気はやはりお菓子です。特に日持ちする、クッキーなどを渡すとよいでしょう。人によっては好き嫌いが別れるケースもありますので、シンプルな味のクッキーを選ぶとよいですね。
ティッシュペーパー
ティッシュペーパーも粗品としておすすめです。こちらはスーパーなどに売っている普通のティッシュよりも、肌触りの良い物であったり、保湿効果のあるティッシュなどがおすすめです。
トイレットペーパー
お菓子などは好き嫌いが別れる場合もありますが、トイレットペーパーは誰もが使用するものなので、粗品としておすすめです。引っ越し用のラッピングなどをしてみるのもよいでしょう。
洗剤
引っ越しの粗品では洗剤も人気です。家庭によっては洗剤にこだわりを持っているところもありますので、早めに使い切れる、コンパクトな洗剤がおすすめです。
タオル
タオルも粗品に選ばれることが多いです。バスタオルよりも、肌触りがよくて小さめのハンドタオルなどを渡すようにしましょう。
個性派粗品5選
個性派の粗品5選をご紹介いたします。ご家庭の状況や渡すタイミングによっては好ましくないケースもありますので、選ぶ際には慎重に検討するようにしましょう。
- おしゃれなスイーツ
- コーヒー豆
- 紅茶
- お米
- そば
おしゃれなスイーツ
近隣に若い年代の家庭や、在宅時間が比較的わかりやすいご家庭が多い場合は、おしゃれなケーキやスイーツを粗品として渡すと喜ばれるでしょう。
コーヒー豆
スターバックスなどの、有名ブランドのコーヒー豆がおすすめです。ビンに入っているタイプではなく、1杯分が個包装になっている、スティックタイプのコーヒー豆だと喜ばれやすいですね。
紅茶
紅茶もコーヒーと同じく、ティーパックが個包装になっているものを選びましょう。紅茶は可愛らしく、おしゃれなパッケージが多いので、世代を問わず粗品として人気の商品です。
お米
お米も喜ばれるケースが多いです。近隣に小さなお子様がいるご家庭が多い場合は、あまり高額でない、3合ほどのお米を渡すとよいでしょう。
そば
引っ越ししてきた際、昔は粗品としてそばを配る習慣がありました。食べ物の「そば」と「そば」に引っ越ししてきたという文字を掛け合わせたものですが、最近では近隣にそばを配るご家庭はあまり見かけません。そばを渡すことは特に悪い印象を与えることもないため、こだわりのそば粉を使ったおそばなどを粗品として渡すのもおすすめですね。
予算別おすすめ粗品
予算別におすすめの粗品を紹介いたします。あまり高額な粗品を渡すと近隣の方々に気をつかわせてしまうので、基本的には1,000円前後の粗品を選ぶようにします。
ただし、集合住宅で大家さんや管理人さんなどがいる場合は、近隣の方々より少し高めで、2,000円前後の粗品を渡すようにするとよいでしょう。
予算 | おすすめの粗品 |
---|---|
〜500円 | 洗剤、ティッシュ |
501円〜1,000円 | クッキー、タオル |
1,001円〜1,500円 | 洗剤やラップの詰め合わせ |
1,501円〜2,000円 | おしゃれなスイーツなど |
粗品に添える一言メッセージ
引っ越しの粗品はお菓子などをそのまま渡すのではなく、マナーとしてできるだけのしとひとことメッセージをつけて渡すようにします。
粗品に添えるメッセージについては、以下の2つを記載するとよいでしょう。
- 自分の名前や家族構成
- 最後に「よろしくお願いします」とこれからの付き合いを込めたメッセージ
メッセージ例とその効果
具体的な引っ越しのメッセージは以下の3つです。
状況に応じて使い分けるようにしましょう。
この度引っ越ししてきました、〇〇と申します。
これからお世話になります。
今後ともよろしくお願いいたします。
この度〇〇号室に引っ越ししてきました、〇〇と申します。
小さな子供がいるため、ご迷惑をかけることもあるかもしれません。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
この度引っ越ししてきました〇〇と申します。
何度かご自宅にお伺いしましたが、ご不在のようでしたので、書面にてご挨拶させていただきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
粗品のメッセージは、「この度引っ越ししてきました、〇〇と申します。どうぞよろしくお願いします。」と簡潔に書くようにします。小さいお子様やペットが家庭にいる場合は、「騒音を立ててしまうかもしれないので、ご迷惑をおかけします」などとひとこと添えるようにしましょう。不要なトラブルを避けるためにも、周囲に理解が必要な内容については事前にお知らせしておくようにします。
また、引っ越しの挨拶には行ったけど、ご家庭によっては不在が続くケースもあります。「ご不在だったため、書面での挨拶に代えさせていただきます」などのメッセージをポストに入れておき、後日お会いした時に粗品を渡すとよいでしょう。
気持ちを伝えるコツ
近隣に挨拶をするときは、必ず自己紹介をし、丁寧な対応を心がけましょう。周りと打ち解けようと軽い感じで挨拶をすると、相手に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。
自宅にペットや小さい子供がいる場合は、騒音などでご迷惑をかけるかもしれないと事前に相手に話しておくことで、今後の付き合いがスムーズに進みます。
まとめ
これまで引っ越しの挨拶で喜ばれる粗品や予算の相場、おすすめの粗品ランキングなど紹介してきました。
引っ越しの粗品には相場があります。あまり高額なものを買ってしまうと相手に気をつかわせてしまうので、1,000円前後で日持ちする商品を購入するようにしましょう。
また、引っ越しの挨拶をする際は、丁寧な対応をするようにします。近隣に好印象を持たれることで、近所の付き合いもスムーズに進めることができるでしょう。